受験で成功するために大事な要素とは。
結構見過ごされていたり、分かっていない人が多いと思う。
多くの生徒を見てきた塾講師の視点から、受かる生徒の共通点を書いてみたい。
①なりたい職業があり、本人が絶対になりたいと思っているか、なるものと思っている。
②行きたい大学がある。「〇〇大学の大学生活楽しそう。入りたい。」「入れたら自分はカッコイイ」という動機でもいい。(ただし、燃え尽き症候群には注意)
・誰かに言われた。実は自分の意志ではない。
・実現するには勉強は避けては通れないと自覚していない。
という状態のまま受験勉強をさせようとすると、
「本人の自覚」がないので何をやっても厳しい。(中学生より上には自覚が必要。小学生には自覚は厳しいのでふんわりとした親の希望の目標設定でもよい。)
逆に動機がしっかりしていれば、合格するための教材と必要な勉強時間数、学習計画をこちらで用意すれば、「あとはやるだけ」状態なので、こちらが放っておいても勝手にどんどん成長していく。
「やる気」という言葉があるが、そもそも「やる気を出す方法など無い」という話を聞いたことがある。やる気を出すとか出さないとかそういうことではなく
・目標設定がされている
・そこに至る道筋が見えている
・「あとはやるだけ状態」だから「やる」
あとは、出来ないときに自分を責めずに許しながら、目標を意識する回数をできるだけ増やせば、目標実現に近づく。
子供が「勉強しているフリをしている」「勉強に身が入ってない」ように見えるときは、まずはこの「自覚」があるかどうかを見たい。