理系塾講師のブログ

塾講師歴27年、理系全般、あらゆる学年を指導してきました。

早慶の英語

難関国私立の英語について。

 

高校受験の早慶の英語だが、なかなか対策がしにくい。

まず、前提として高校受験のネタとして問題文を準備する側の困難を考えて欲しい。

・制限された単語のレベル

・制限された文法のレベル

・ジャンルに関しても偏ったものは出せない

中学生向けの文章を用意しようとすると、かなり無理があるというか、歪な文章の出来上がりとなる。

 

そうなるとやはり、「できるだけ学年が上の学力を身に着けて、俯瞰した状態でアプローチできるようにさせる」のがいいということになるだろう。

 

単語を沢山覚えて、文章を沢山読んで、英作文の練習をして・・・、となるのだろうか。文法も高校に比べると軽視されがちだ。すると、「なんとなく英文が読めて、なんとなく問題がとける」生徒の出来上がりだ。

 

・音読

・高校1年レベルの文法知識を身につける

 

を中学生からやっておくといいだろう。自分が理系で、英語も指導するからかもしれないが、5文型やら、関係代名詞やら、不定詞やら、動名詞、分詞、分詞構文やら、前置詞やら、文法知識を理解した上で、理屈で考えて解く部分を鍛えておくといいととても思う。この理屈、早慶の問題を解く際にある程度機能する。