中3から個別指導で教えて現役国立大医学部(北の方の大学)合格したケース。
男子生徒で、数学、物理、化学を担当した。
中3の教えはじめのときに「宿題をごまかす」ことをし、指導した。
(その後はきちんとやり続けた。真面目に頑張る子、結果を出す子でも、最初は宿題をしなかったり、ときにはごまかすことがあったりする。誰にも過ちはあるということが言いたい。また、間違いは早めに正すことが大事。)
【教材】
数学は教科書とフォーカスゴールド
物理は「漆原の物理」3冊と「物理重要問題集」
化学は「岡野の化学」3冊と「化学重要問題集」
これだけ。
【宿題のペース】
数学は毎日例題5題が最低ノルマ。毎週チェック。
物理化学は交互に1日おきで最低30分、毎日続けることをノルマに。
【本人の様子】
やることだけ指示して、自主学習が中心。授業では宿題を解いたときに出る疑問点、分からない問題の質問が中心。
この生徒は実は化学が抜群に出来る生徒で、部活が化学部。化学オリンピックレベルの活動をしていた。(学校行事や定期試験等と同時並行で活動し「いやー、忙しくて大変です」とか言いながらやりくりしていた。)
それに加えて数学もできる。河合塾の模試で高1の後半に既に偏差値70越えをして、安定していた。
物理と英語を攻略すれば合格圏に、という生徒であった。
何か一教科でも抜群に出来る状態にしておくと、精神的にも、物理的にも得だなという印象がある。
結果、「危なげなく合格」となった。
「テキストは1つを繰り返し徹底的に学習する」ことが重要であることを分からせてくれるケースだと思う。