帰国子女の医学部合格ケース。
中高一貫の私立中2年の頃に指導を開始した女子生徒。
学校では学年順位1桁の優秀生、英語はもちろん不自由なく会話でき、スピーチコンテスト優勝の常連。
ただし、目標が医学部の為、自分の学校で成績上位でも医学部現役合格は厳しいと自覚していたので、数学を塾で鍛えるという目的。
【使用テキスト】
教科書とフォーカスゴールド
あとは学校の授業プリントを確認する程度。
【授業内容】
先取りの為、未習範囲は「教科書で授業→フォーカスゴールドの例題で授業」
やったところを復習形式で宿題に。
途中、「1年間イギリス留学」が入り、指導が中断してしまうと思いきや、「Skype授業」で毎週1回リモート授業を継続実施して、先取りを継続。(時差もお互いの時間帯的に何とかなった)
受験レベルの数学で最後まで苦戦していたが、頑張りきって私立医大を現役で合格した。追い込み時期は大手予備校にも通っていた様子で、私の勤めていた塾は退塾してしまったが、合格後にお母様とともに挨拶に来てくれた。留学期間のSkype授業で、学習を途切れさせず継続させてくれたことは特に感謝された。
英語の学習がほとんど必要なかった分、他の教科にそのエネルギーを割けるのは得である。特に課題になる教科を抱えている場合は。
このケースも、「市販の教材と教科書、過去問だけで数学は医学部合格は十分可能」であることがわかるだろう。