正社員かそうでないか、今まではこの2種類で働く人をくくっていた。
でも今は違う。
雇われているか雇われていないか、だ。
塾の講師としてはこの違いが大きいということに最近気づいた。
環境と講師の意識の点で違いを書いてみる。
雇われる生き方(大手塾の正社員、契約講師、アルバイト基本的にすべて同じ)
・受け身
・講師業(つまり)とは関係ない作業が多く、精神的にも人間関係にエネルギーを浪費
・平社員以下であれば、上司、保護者に気を使い、生徒にエネルギーを全振りすることはほとんどできない。
・出世すると、会社側にもっと気を遣うようになり、担当する授業の数も減る。
せっかく授業力もついてきたのに(授業力が人よりある場合、会社内の仕事もできる可能性が高い)会社における重要ポストについていくにつれ、現場からはどんどん離れていく。そういう意味でも、本当に良い授業をする人を活かすのは、大きな会社では難しい。
雇われない生き方(個人事業主、自分で塾を経営)
・全責任は自分にある
・評判は自分の授業で決まる
生徒に対しての気持ちの強さ、自分の授業に対しての責任とプライド、物事に対しての「本気度」が全く違うことになる。
塾の講師選びは、雇われている人間ではなく、雇われていない人間を選ぶとよいでしょう。