勉強には「復習が大事」というが、本当に分かって使っている人がいかに少ないことか。
「復習の重要性」について掘り下げてみる。
①分からないことがあっても、繰り返して、分かるようにする意識
②自分に対する過度な期待を無くす
③「繰り返す」の常識を壊す(本気度、意欲、認識)
学んだことを自分のものにするためには、インプットだけではなく、アウトプットできる状態になる必要がある。起業家であれば成功者の事例を学んで真似をしてそれを実践することで自らの成功に近づく。受験生であれば、身につけた知識を「再現」できることが「問題が解ける」ということとほぼイコールだからアウトプットできることが重要。
ここで、上手くいかないときの良く聞くセリフに突っ込みを入れてみたいと思う。
「一生懸命勉強したのにテストの点が上がらない」
「繰り返しが大事だって言うから5回もやったのに全然上がらない」
インプットした知識を「本当に」アウトプットできる状態というのは、
・何も見なくても言葉で説明できる
・他人に対してほぼ完コピで覚えたものを再現できる
プロ意識のレベルであろう。
仕事の現場で、「やったけど出来ませんでした」とあなたは言うのか?
社会人ならこれを繰り返したらどうなるかわかるだろう。受験勉強の英単語を覚えるという単純な作業の中にも、「何としてもできるようにする意識」→プロ意識を鍛える練習ができる。
意識が変わると、それが行動に出る。
何が何でもできるようにすると思ったとき、自分ならどうするか?
四六時中そればかりやる
寝る時以外はずっと単語帳を見る。その状態をまずは1週間続ける。
1週間でダメなら2週間やり続ける。
完璧主義にならないよう、前の自分と比較して成長していることにフォーカスする、
自分に許可を出す。
この意識で行動するなら、できるまで何度も何度も諦めずにできるようになるまで繰り返すことは苦ではない。結果として何十回も繰り返していることになってしまうのだ。
形だけの復習とは中身が無い。中身とはその意識の部分なのだ。
「何ページやったから、何回やったから」が中身ではないのだ。