勉強を嫌いにさせないことには価値がある
昨日、小学生の個別指導をしながらふと考えたこと。
その子が最近、中学受験専門の理系塾を辞めた。
話を聞いたところ、集団塾は性に合わないとのことだ。
集団塾はできない子供にレベルを合わせることがよくある。その子は出来る方なので集団授業の「ムダ感」が積みあがっていったのだろう。
「中学受験はどうするの?」
「やるよ」
その後、お母さんから私の個別指導の内容についての要望があった。
・志望校の算数等を取り上げて、知的好奇心を刺激して欲しい
と。
客観的に考えて、集団塾のフォローであり、メインでない私の授業は、
塾を変えたり、授業コマの整理をする際に真っ先に省かれる存在だと思う。
それを残すとは・・・。
その子は集団塾も家庭教師も「嫌々」受けているそうだ。
ただ、私の授業だけは文句ひとつ言わず喜んで来るそうだ。
本人との信頼関係ができていることと、私の指導方針の「生徒を上から見ない、高圧的に接しない」姿勢により、本人が「勉強が嫌いにならない」ことにお母さんが価値を感じてくれているということか。
・成績を上げる
が一番わかりやすく、皆が一番欲しいものだが、
低学年の子供は、「いかに勉強嫌いにさせないか」「面白がって勉強をやれるか」
というある意味消極的な理由も、分かっている保護者には価値のあることなのだ。
この親子にまた自信をもらった。
倍にして返してあげよう。