理系に強くなろうと思ったり、自分の子供を理系に強くさせたいと思ったとき、
算数や数学が最重要
と思う人が多いだろう。
塾の講師からすると実は、
国語力
が最重要だったりする。
幼少期の読書量、会話量(主に親)によって、どれだけ脳が活性化されているかが大事である。しかし、このように書くと、
・幼児教室に通わせて早期教育
・遅くとも中学受験
しなきゃと思う方も多いと思うが、そうではない。
もっと前の話で0歳~小学校入学前までにやるべきことがある。
・子供にいっぱい話しかける(一方的に親が話し続けるのでOK)
・赤ちゃん語(ブーブとかワンワンとか)を使わず、きちんとした日本語を話す
・会話できる年齢になったら、絵本をたくさん読み聞かせる
・フィールドワーク的に、外に連れ出し、現実の体験をいろいろさせる
勝手に本を読み始める、本人にとってものすごく興味のある事がある状態になったらしめたものである。
子供の年齢が上がれば上がるほど、いろいろな意味で親の言うことは聞かなくなってくるのが自然なので、小学校以上からの対応に関しては、学年ごとに理系を強くさせるコツや方法は異なってくる。その世代にあった方法は変わってくる。
もちろん、いつからでも遅くはないと私は思っているが、
他人の力と本人の力の配分、本人の力についてはマインド部分と行動部分の配分が変わってくる。年齢が上がれば上がるほど、親の言うことは聞かなくなって、他人に何とかしてもらう必要が出てくるということだ。